リボンの耐水撥水加工について|リボンのボン

耐水・撥水加工Water- and water-repellent finish

耐水・撥水加工とは。

リボンのボンの「オリジナルリボン」は、リボン全面にダイレクトプリントで色・柄（デザイン）を着色する作成方法の為、洗濯堅牢度は決して高くありませんでした。
現在、オリジナルリボンをピスネームやネームタグとして、衣類などに取り付けて使用されるお客様が数多くいらっしゃいます。
そのお客様から、「洗濯しても大丈夫なリボンがほしい」とのご要望が多く寄せられていました。
そこで新たに当店では、オリジナルリボン・箔リボンの耐水・撥水加工を始めました。

加工の規格

機械規格の関係で、耐水・撥水加工は長さ10m単位での作業となります。
従いまして、リボンに耐水・撥水加工をする場合、リボン長は10ｍの倍数になる様にご注文ください。

耐水・撥水加工のご説明

①耐水・撥水効果

リボンのボンの耐水・撥水加工は、リボンに特殊コーティングを施す事で耐水性・撥水性を付与しています。
このコーティングはリボンの繊維１本１本をコートするので、リボンが濡れても乾いたタオルなどで軽く拭えば簡単に水分が取れます。
また、撥水効果でほとんどの水分ははじいでしまいます。
耐水・撥水加工により、オリジナルリボンの洗濯堅牢度は飛躍的に高くなります。

②表面保護効果

同時に、この加工はリボンの表面保護の役割もあり、プリント面が擦れた場合でも、色落ち・箔の剥がれを防ぐ効果があります。
通常の取り扱いや洗濯などでは、色落ちや箔の剥がれの心配はほとんどありません。
箔リボンは、本来は洗濯は出来ないのですが、耐水・撥水加工によって箔の剥がれがなくなり、水に濡れても心配いりません。

③防汚効果

この耐水・撥水加工によってリボンの汚れも防げます。
例えば、食べ物や飲み物をこぼしても、汚れがリボンに染み込む事はありません。
お醤油やコーヒーなど、シミの原因になるものが付いても、水洗いで簡単に汚れを落とせます。

④安心・安全

リボンのボンの耐水・撥水加工は、国の安全基準をクリアしています。
取り扱い時に何も害になるようなことはなく安全です。
小さなお子さんが、間違ってリボンを口に入れたとしても、耐水・撥水加工が原因で害がでる事はありませんので安心です。

⑤ご注意

耐水・撥水加工は、リボンをコーティングをするので、結果的にリボンの風合い・手触りが硬くなります。
リボンをピスネームやネームタグとして着衣に取り付ける場合は、直接肌に触れる場所への取り付けは避ける様に注意してください。
また、リボンの風合いが硬くなるので、結びほどきをする用途のリボンには、耐水・撥水加工はあまり向きません。
結びにくくなる事が考えられます。

⑥広がるリボンの用途

耐水・撥水加工を施したリボンは、洗濯堅牢度が高いのでジャージのサイドライン、衣類等の装飾として利用する事も出来ます。
撥水効果で雨に濡れても大丈夫なので、屋外でリボンを使用する事も全く問題ありません、格段に利用範囲が広がります。
イベント時に屋外展示物・オブジェの装飾・テープカットなどの様々な屋外での利用が考えられます。
リボン裏面に両面テープを貼り付ければ、マスキングテープ風に使用出来ます。　
オリジナルマスキングテープです。　ハンドメイド作品の縁取りなどにも利用できます。