オリジナルリボンには、両面サテン・グログラン・タフタの3種類のリボン素材があります。
その中でも、グログラン素材はオリジナルリボン特有のもので、ザラッとした手触りの綿織物風の平織リボンになります。 染色済みのグログランリボンが太い横糸を使って織った、はっきりした横畝のあるリボンなのに対して、オリジナルリボン用のグログラン素材は横畝の目立たないソフトグログランとなります(*^^)v
グログランと言う同じ呼称なので、よく染色済みグログランとオリジナルリボン用グログランを混同されてしまうのですが、全く別のリボン素材なんです。 名称を変えないといけないですかね~(*_*;
オリジナルリボンではリボンに直接プリントする事で着色します。 その為、染色済みグログランの様な横畝の強い凹凸のある素材では、プリントにむらが発生する可能性があるので使用しないのです。
それと基本的に、オリジナルリボンは白色のリボン全面に、ロゴや文字・リボン地色となる背景も含めたデザインを一度にプリントする事で着色しています。 それによって色数やデザインに制限のないオンリーワンのリボン作成を実現しています(#^^#)
時々、「染色済みグログランでオリジナルリボンを作成出来ないか」とのお問い合わせがあるのですが、上記のような理由で出来ないんですよ((+_+)) 残念!
このグログラン素材は、両面サテンよりは薄手の素材ですが、非常にしっかりした平織リボンでデザインの再現性もよく汎用性が高いので、特にボンフィンやネームタグ・ピスネーム作成などに多く使われてますね。
本来のボンフィンはリボンの素材があまり丈夫じゃない事もあって、付けているボンフィンが切れると願いが叶うと言われてますよね。 それに対して、オリジナルリボン用のグログランはポリエステル素材で非常に丈夫なリボンなので、通常使用で切れることはほぼ考えられないんですね”(-“”-)” これボンフィンとしてはダメですかね⁉ 個人的にはずっと使えるという風に前向きに捉えていますが・・・。
ネームタグ・ピスネームとしては、グログランのザラッとした素材感が喜ばれて、色々なものに使われてます。 綿布や麻布などで作った素材感の似た作品・小物だったり、その他にも(^.^)/~~~